仮説を建てる

仮定の質問にしか答えはない

メイの涙

■長期のスパンで考えると、ブレクジットが合意なき離脱で実行されれば、イギリスは今の富を維持することができず、人口を養っていけなくなる。表面化はせずとも、事実上多くの人を殺すことになる。

元々、イギリスは植民地時代に富を増やし人口を増やした。時代が変わり先進国は後進国と訳ありの貿易形態で富を維持し続けた。しかしこれにも道義的限界がやってきて、EUというメガリージョンの経済に移った。

同じことは日本にも言える。日本とイギリスは島国で似ている。そのうち向きさも、国民の自己中心的さも無知さも。

国民投票は民主主義か?議会制民主主義は代表を選び議会で決める。国民投票は本来の民主主義というよりポピュリズムに近い様に感じる面もある。しかし、テリーザ・メイはブレクジット反対だったにもかかわらず首相に選任されると国民投票を重く受け止め、下された採択を最後まで尊重した。

結果、離脱派からも反離脱派からも敵にされた。しかし彼女は一途に国に尽くした。そんな国士に国民は罵倒の声を浴びせた。それは差別的言動をも含むものも時としてあっただろう。彼女は最期の演説の最後で、私は決して最期の女性首相ではないと言った。去り際には涙声を混じらせた。

 

彼女はどんなにアイデンティティを傷つけられようとも、国民の下した意思を尊重しようとした。

外国の侵略で辺野古は埋めてしまい、能力不足で行政改革ができない言い訳に何度でも都構想なる幻想に逃げ込もうとする。日本のレベルの低さと比べると頭痛がする。