仮説を建てる

仮定の質問にしか答えはない

「ゆるい独裁」とはなにか

■反動保守なる者の真のねらいがやっとわかってきた。「安い給料で戦わせろ」だ。トランプの壁は壁では無い。人を篩い分けるフィルターだ。自分のホテルでは不法移民を安い値段で使っているのに移民排除を訴え実行するのは一見矛盾しているが、彼らの真のねらいに照らすと矛盾していない。「能力あるものだけを受け入れる」というみせかけの標語の元にフィルターを用意して、安に選民意識を与え、掃除など単純作業に縛り付けて、雇用の流動性を機能不全にする。

人の値段が上がる事を阻止するためだ。

知り合いの悪徳社長の元に転職した友人たちが、会社のススメでどんどん結婚して子供を作るのだが、収入は下がっている。何故だ?

日本で今起きていることは、怖くて転職ができないくらい少ない貯金しか持たせない給与構成だ。会社のあげる利益額は給与と符合しない。社長の寄り合いで叫ばれる掛け声は「給与は絶対に上げない、下手にあげると逃げる」と言う。

これが「緩やかな独裁」の基本構造の全貌だ。これが国にも応用されている。働けば働くほど貧乏になる社会設計がベスト。人の嫌がる単純労働に永久にしばりつけることができる。単純労働だけでは無い、固定価格で同じ仕事に拘束させる事に注力している。

人材市場における自由競争の阻止と雇用の流動性を阻止する事で人の成長と(給与額の成長)を阻止することだ。

 

問題は能力のある者が流動して上に上がっていかないことだ。

ゆるい独裁は人々から、やる気と笑顔を奪う。

社会が進歩しない。

文明の停滞を意味する。