仮説を建てる

仮定の質問にしか答えはない

風評被害だとすると

■日本が崩壊の危機にある。しかしその原因がわからない。その原因を探る旅。

ひとつは東日本大震災の後から始まる空気だ。人々はより強い力を求め、何よりも重かったはずの命が吹けば飛ぶような軽いものだと気が付き怯えているのだと言う。果たしてそうだろうか?それも有るかも知れないが、もっと剥き出しの悪が作用している様に思えてならない。

自分が立てたひとつの仮説は「風評被害」という思考の癖だ。

風評被害とは何か?猫が使われているラーメン屋が潰れたと言う古典的な悪意を持った噂の例を考えてみる。

1、猫の出汁など使っていないのに嘘の噂を流されて潰れた

2、実際に猫の出汁を使っていた

3、実際に使っていたが衛生上問題は無かった

4、猫の出汁に衛生上の問題は無いのに嘘の噂を流された

風評被害と呼べるのは1までだ。猫の出汁のスープは飲みたくない。奇妙な味だが癖になるラーメン屋が猫を殺して営業していたらそれだけで問題だ。

では福島の風評被害と一括りにしているものは何処までの事を言っているのだろうか?正確で正しいデータを取り公表する。しかし、どれだけ頑張っても事故が起こってしまい処理に100年単位の時間が掛かる事は避けられない。

WTOはその事を指摘してきた。数字が問題ないのは確かなようだが、実際の収束作業の遅れや透明性、当事者間の不安の払拭ができていないものに、第三者が一方的に介入し矯正する事の是非を懸念している。確かに立場を反転して考えてみたら認める事は不可能だと気がつく。

ここにある種の優しさから我々の基準が現実を直視する事を避けはじめた根本原因がある様に思える。この新しい論戦において、詭弁は寧ろ武器として有用だと、現実の直視などもう沢山だという逃避がはじまったのではないだろうか?

この逃避の危険に個人単位では気がついていても、仲間内では口にできない。これが空気の支配の元凶だ。

まずは風評被害ではない事を直視し直す事だ。もう遅すぎるかも知れない。

「あつまれげんしりょくむら」という政府広報プロパガンダサイトが批判を受け速攻で閉鎖された。速攻で閉鎖するべきなのは本家原子力村だ。

東電は再国営化して解体し、

ハイロ大学を創る事。

巨額の税不足を公表する事。

強いリーダーシップと決断が必要だが、こういう未知の決断は出来る人間と出来ない人間がいる。あの人はそういう人ではない。彼ができるのはプロパガンダを垂れ流しケムに巻こうと言う決断。痛みに耐えることができない人だからだ。

しかし早く実行しなければ、“評価”は払拭できない。