仮説を建てる

仮定の質問にしか答えはない

AIがイチローの職を奪ったのだとしたら

■「あーこれ言っちゃうとマズイなぁ〜」

「野球って本来、頭を使うものなんですよ」

データ野球にAIが導入されて、配球をディープラーニングで解析する野球が始まったのだろう。その事実にイチローは限界を感じたのではないか?

イチローは一言一言をゆっくりよく考えながら、たっぷり独特の「間」をとって喋る。早口で無意味な質問をぶつける局アナとの対比が際立った。

ラジオではこの「間」が編集されてしまっていた。それがスコブル聴きやすかった。自分の脳もAIに侵略されている事に気がついた。

AIがどのような職を奪うかは一考に価する問いだ。それは単純労働だとか法務作業だとかそういった一般的に言われる物とはかけ離れたところから現れると推測していたが、これは想像を遥かに超える形だった。

思考しないものに、思考を奪われるとは思わなかった。

AIが人間から奪ったものは、なんだかんだでやはり思考だった。